キリンカップ 日本×スコットランド

代表選考の最終段階の中で行われた試合。スコットランドが日本を破ったブルガリアに5−1で圧勝してるため今日は優勝する為に3点以上の点差が必要。確実にジーコは3点差を狙った采配をしませんでしたが…。
試合序盤はサントスのサイドを侵略され何度かクロスを上げられましたがDFが体を張り相手をフリーにさせなかったことと川口の的確な判断で危なげなく回避。この短時間で十分スコットランドのフィジカルの高さを思い知らされる。その後は日本はキープしてるものの持たされてる感じ。スコットランドはがちがちに引いてこられたので無意味がパス回しが多い。こういう時はミドルシュートが有効なのだが誰も打たない。それに痺れを切らしたように加地が中央に切り込み左足で強烈なミドル。これはポストに阻まれるもののその後にも小笠原のミドルもありだんだんとリズムを掴む。決定的だったのが前半終了直前小野がゴール前で華麗にDFを二人交わしGKと1対1になるもののシュートは正面。決めてればハイレベルのゴールだったのだが。ハーフタイムをはさんでの後半開始の際には交代はなし。毎回思うのだが何故ジーコは早い段階で交代をしないのだろう。ハーフタイムで交代なんてあまり見たことないような気がする。前半全然機能してない玉田を残しておく意味がわからない。後半に入るとスコットランドも攻勢をかけてくる。後半10分頃に先に点が欲しい日本より先にFW交代。今年のスコットランドプレミアの得点王レンジャースのボイド。ま、彼にはこの試合全くといって仕事はさせませんでしたね。アクシデントで退場した中澤に代わって入った坪井も安定してました。後半は小野を中心に機能。小野→遠藤→小笠原のシュートもGK交わすもののライン間際でDFにクリアされる。小野のスルーパス、遠藤の裏への動き。遠藤の裏への動きは何度も見られた。スコットランドが数多く攻撃的な交代する中やっとジーコも後半15分久保に代え巻投入。そして後半30分に佐藤投入。しかも遠藤と…。玉田はまだピッチに……。あまり理解できない。やはりジーコにとって玉田は重要な1ピースなのか。それとも結果出せるかどうか見極めてるのか。だんだんとスコットランドがまた引き気味なったこともあり押し込めない。小野もドリブル突破を計ったり難しいところにパスを通したりするが得点には繋がらず。終了間際のサントスのFKもGKに阻まれ万事休す。0−0の引き分けでこのキリンカップ3チーム中最下位。W杯出場国いないのに、ホームなのに。。。ドンマイニッポン。
 
さてこの内容でなるのかね?ジーコの思惑ではキリンカップ前にもう最終23人が確定してるんじゃないかな??この試合いまいちだった久保・玉田はたぶん入るだろう。ジーコの中でアジアカップの玉田の印象はかなり良くそれを今もずっと持ってるご様子。Jリーグで日本人得点王を取ったのは3年前。2年前は大黒。去年は佐藤寿人。佐藤は今年も日本人2位につけてます。そう考えるとやはり玉田より佐藤を選考した方が勢いもあるし良いと思うのだが。。今の玉田はJリーグでも全く良いとこなし。久保は怪我から復帰中と言う事で本戦時に良くなってくれたらいい。とりあえず軸になるのは確実。巻と佐藤のひたむきさは今の日本代表にいないのでどっちかは確実に連れて行ってほしいけど。FWは4or5枠と言われてるので…久保・高原・ヤナギは確実かなと。ジーコにも韓国の監督のようにブンデスプレーヤーのチャ・ドゥリが外れるなどしてるのを見習って今の現実的な技術・体調を考えて選出して頂きたい。
中盤も熾烈な争い。今回のキリンカップで気になったのは遠藤の使い方。2試合とも中盤の前でプレイ。なんでこのタイミングでポジション変更。これはやっぱり数合わせ的な布陣とおいらの周りは言ってる。それでもパフォーマンスが良かったので個人としては残ってほしい。小野は今日の試合一人別格だったのでこれは収穫。小笠原もあいかわらず良かったね。おいらはアンチ小笠原だったんだがこの1年くらいですっかり信頼してますよ。それにしても長谷部・阿部にチャンスが全然与えられないとこがさすがジーコかなと。
DF陣は確定だろうね。サントス・・・もね。
 
 
 
 
てか国歌斉唱 郷ひろみかよ。。。il||li _| ̄|○ il||li