初恋

昨日見てきました。
感想としてまず土曜立ち見してまで見なくて良かったな〜とw
今回はおもいっきりネタバレですわ
微妙だったので絶対見ないかなぁって人はどうぞ
 
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初恋 予告編

友達も作らず、ひたすら読書をする日々を送る孤独な高校生のみすず(宮崎あおい)は、ある日の放課後、新宿の繁華街へ足を運んでいた。実の兄の亮(宮崎将)をはじめ、個性的な面々が集うジャズ喫茶店Bへ入ったみすずは、生まれて初めて“仲間”という存在に触れ、東大生の岸(小出恵介)に切ない感情を抱き始めるが……。

話しとおして感情移入しずらかったです。岸とみすずの恋。Bに集まる仲間の絆。そして兄弟の絆。ストーリーは三億円事件と初恋を巧くMIXさせているのですが事件の真実や恋愛を求める方には、若干の物足りなさを感じるかもしれません。60年代の安保闘争やファッション・音楽は新鮮に感じます。日本の昭和の負の時代。暴動が日常茶飯事に起こっていた。効果的にラジオを織り交ぜがgood。
映画の中で何年かの時が流れてるはずなのに、最初みすずが『B』のメンバーにあった頃と接し方があまり変わってない感じがしました。そのせいで親に捨てられ親戚の家族にも陰口を言われ自分を出せてなかったみすずにとってかけがえのない存在だったはずなのに、仲間達との関係が薄っぺらく感じました。ですから最期次から次へと仲間がいなくなってしまいますがあまり切なさが…。前半部分でそれを描けていたらもっといい映画になっていたと思います。だいたいが岸との会話ばっかりでしたので。。個人的には『B』に集まるメンバーは個性的で凄い好きです。中でもみすずの兄役のリョウがかっこよかった☆w
岸はみすずに「力ではなく頭で勝負したい」と伝える。岸のしたかったことは確かに的を得ていたんだけど絶対的な権力の前に屈する形になる。その結果みすずと岸の恋愛も成授せず。実行犯が女性で無免許だから容疑者に上がらない等なるほどな〜と言うのもあっておもしろかったけど、てっきり仲間みんなで実行すると思ってから2人とは…。2人ではしんどいくない?と思ってしまったよ。そこは2人の関係を強調したかったんだろうね。みすずは岸に必要とされて嬉しかった。しかし会えなくなることもわかっていた。初恋だからこそ実行したけど、そのせいで会うことが出来なくなってしまった。岸とみすず。初恋は永遠にかなわず。恋に時効はない。たしかにそうだけども……あまりにも2人の関わり(仲間もそうですが。)が表現できてないのであんまり感動できず…。やっぱり前半部分にもっと比重を置いておくべきでしたね。ラストにせつなさが増大するように。
 
さて次はあまり考えないすかっとしたものを見ようっと☆MI-3かな、やっぱりw